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experiments in music

Test Tone vol. 80

Test Tone 80 flyer

Sound Experiments

Test Tone 80: Permutations of Fine Order

2012/4/10(火) 20:00 to 23:00 at SuperDeluxe、西麻布

The Lacy Foundation (Plays the music of Steve Lacy: 1934-2004)

The Lacy FoundationThe Lacy Foundationは様々な国籍を持つメンバーからなるグループで、伝説的サックス奏者、故 Steve Lacyの功績を讃えるために演奏活動をしている。演奏家、作曲家のLacyは詩的、多彩、静かで情熱的な楽曲を残した。人々は彼の多くの作品をまだ発見し始めたばかりだ。感性と知性がうまくブレンドされたLacyの作品はシンプルでありながら、色々な解釈ができる。The Lacy Foundationはそんな要素を引き出すことに成功している。通常の楽曲と即興を上手く混ぜ合わせ、新鮮で緊張感のある演奏をする。常に変化するメンバーは、クラリネット、サックスとHuw Lloyd(サックス奏者、作曲家)を軸に編成される。Huw LloydはLacyの弟子であり、彼自身も定評のあるミュージシャン、教育者だ。今回のTest Toneでは、クリス・コウ (バイオリン) と田井中圭 (ギター)を迎え、より完全なラインナップになる。

The Lacy Foundation on YouTube

Julie Rousse (フランス) + 濱崎幸友 (mAtter)

Julie Rousse + Yukitomo HamasakiJulie Rousseの興印象深い作品は、わかりやすい要素と抽象的な面がうまくミックスされている。楽曲には深みがあり、うまく作り上げられた作品でありながら、夢のように果てしない雰囲気も持ち合わせている。演奏は即興的なアプローチで、フィールドレコーディングを生で使いながらも、集められたサンプルを基に色と形を作り上げる。世界各地においてソロ、コラボレーションで演奏活動をしてきて、多くの作品をリリースしてきた。最近では2010年に Sub Rosaレーベルからリリースされたコンピレーションに作品がフューチャーされた。

今回のTest Toneで、Julieはマルチメディアアーティスト最高峰の濱崎幸友と共演をする。自分の作品だけでなく日本のレーベルmAtterでの活動もあって、濱崎は海外でも活躍している。優れた知能は考えも似ているのか?

Julie Rousse

Yukitomo Hamasaki (mAtter)

STAND ALONE-404 (坂口光央: synth/keys、448: bass、若杉大悟: drums)

STAND ALONE-404坂口光央の華々しいピアノ演奏を見た事がある人なら、彼が並外れた実力 の持ち主であることは認めるだろう。多くのグループ(teneleven, Polylis, Alan Smithee's MAD Universeなど)に関わってきた坂口が、今回は自分自身のグループ STAND ALONE-404を率いる。

このキーボードトリオは、エレクトロノイズやアンビエントを交えながら、ベースの48とドラムの若杉大悟の並外れた実力にもサポートされて、この上ない音楽的領域に達する。そんな彼らの音楽には自由で束縛されていないスピリットが溢れている。

STAND ALONE-404

onnacodomo (visuals)

onnacodomoは日常の出来事や物からアイディアを得て、何でもないものをすばらしいものにしてしまう。コンピューターグラフィックやすでに準備されたものを使うのでは なく、メンバー3人DJ Codomo、せきやすこ、野口路加はビデオカメラを使い即興で映像を作り出す。

水や鏡、ライトを使いきらきらしたプロジェクションが 映し出される間に、昔の写真や台所の用具やおもちゃ、文房具、即興のアート作品を使い美しいイメージが作り出される。目まぐるしく変わり、非日常的、 onnacodomoの映像は見るものを奇妙な世界に引き込み、アイディアが独創的。

Evil Penguin

Evil Penguin Master of disguises, Mexican top-hats, ambient rockabilly to minimal Hawaiian Kumulipo chants, the Evil Penguin poses the primordial question of evanescence against a backdrop of New Wave folk. Celebratory, subliminal, moment-to-moment. A Tasmanian treasure with a penchant for open spaces.

Thanks to Takatomo Homma for Japanese translations.