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Test Tone Anthology Disc 2

Test Tone Anthology Disc 2

Test Tone Anthology Disc 2スティールパン、カリンバ、ベルをはじめユニークで美しい楽器がスーパー・デラックスので中で朗らかに鳴り響く。音楽の喜びとこのイベント特有の社交場としての心地良い空気感を一枚のCDにたっぷり詰め込んでお届けします。雑音や足音、環境音に囲まれ、演奏される音楽が時に辛辣に時にやさしく聞き手の心にとけ込むことでしょう。

Track List

Track 1: 川端龍太

2006.05.16 "Up" live at Test Tone 13

Ryuta Kawabata川端龍太の音楽は美しくオリジナリティと深い音楽性にあふれている。フィールドレコーディングやエレクトロニクス、ギターを使い美しい風景を描き出すその音楽は、もっと沢山の人に聴いてほしい注目の存在。

Track 2: Marko Ciciliani + 町田良夫

2008.10.14 Live at Test Tone 38

Marko CicilianiMarko Cicilianiは、ニューヨーク、ハンブルグ、デン・ハーグなどの教育機関で得た様々な経験を応用し、常に新しい表現手段を追求してやまないミュージシャン/作曲家。  町田良夫は、アンビエント、ミニマルミュージック、ポストロック、アコースティックダブなどのジャンルを通してスティールパンという楽器の可能性を広げる実力派アーティスト。

Track 3: さや & 植野(テニスコーツ)+ 高橋幾郎

2009.05.19 Live at Test Tone 45

さや & 植野(テニスコーツ)+ 高橋幾郎植野隆司とさやからなるテニスコーツはカテゴライズされない領域で自分たちの音楽を追求し続けている。その姿はあらゆるジャンルを行交う旅人のよう。世界各国でのツアーや多様なジャンルのアーティストとのコラボレーションも精力的に行う。そして変幻自在なドラマー高橋幾郎 (ex. High Rise、不失者、Ché-SHIZU)との共演によって生み出される音楽は喜びと生命力に溢れていると断言出来る。

Track 4: KO.DO.NA

2008.10.14 "soof" live at Test Tone 38

KO.DO.NA黒木一隆と木ノ下友一郎はこの上ない心地よさとやすらぎを与えてくれるアンビエントなサウンドを生み出す。今回の作品では木ノ下のエレクトロニクス、フィールドレコーディング、黒木のピアニカ等がベースになり独自の世界がさらなる深みを増している作品となっている。

Track 5: Samm Bennett + Hiroyuki (カリンバ)

2008.02.17 Live at Test Tone 42

Samm Bennett + Hiroyuki (Kalimba)音楽を言語に例えるなら、異国の言葉を母国語のように操れるミュージシャンがいる。アフリカ発祥のカリンバの名手HIROYUKIとシンガーソングライター/パーカッショニスト/ドラマーのサム・ベネット。音楽的素養と個性的なアプローチで2人は自由自在に様々なスタイルを行き来する。

Track 6: 月の海

2007.12.11 Live at Test Tone 29

月の海フリージャズロックバンド「月の海」はダイナミックなフレーズやソングライティング、ジャズ、サイケデリア、アフロビートなどをミックスした彼ら独自の音楽を披露する。今回の録音は宇宙的なイントロがやがて流麗な展開のなかで魅惑的なリズムへと変化、爆発的なクライマックスへと導かれるスケールの大きなもの。

Track 7: Lead Sister II

2009.09.08 Live at Test Tone 49

Lead Sister IILead Sister II の使用する自作楽器はバタバタしたしたリズムやバレルハウス(ジャズの初期の音楽スタイル) を彷彿とさせるメロディーを奏でる。実際にライブにて演奏している姿は少しサーカスのようでもある。とてもユニークな存在だ。

Track 8: Chie Mukai + Tetragrammaton (TOMO + Cal Lyall + Nobunaga Ken)

2008.10.14 Live at Test Tone 38

Chie Mukai + Tetragrammaton (TOMO + Cal Lyall + Nobunaga Ken)向井千恵は70年代半ばに胡弓を始め、この25年間国内外の即興シーンで精力的に活動してきた。East Bionic Symphonia、Ché-SHIZU、Enkidu、dadunrなどの伝説的なグループとの即興や楽曲のコラボレーションを行い独創的な声とパワフルなパフォーマンスで知名度を得る。そして気鋭のフリーロックバンド"Tetragrammation(TOMO、キャル・ライアル、ノブナガ・ケン)との共演は彼らの持ち味でもある、ノイズ、ドローンが胡弓に有機的に絡み合う無国籍感の溢れるスリリングなものとなった。

Track 9: Nick Hoffman + 川口貴大

Track title: 2009.06.09 "EVP" live at Test Tone 46

Nick Hoffman + 川口貴大ノイズや沈黙をテーマにした音楽的なアイディアが幾重にも重なりあう。サイケデリックなショックからぐるぐる巻きのハーモニーまでNick Hoffmanは様々な表現を見せる。今回は2000年からサウンドアートやインストレーション、パフォーマンス等で精力的に活動してきた即興アーティストの川口貴大が共演者として登場している。

Track 10: カミジマユウスケ(Yorune Yolearn)

2008.06.10 "Hikari/Hana" live at Test Tone 34

カミジマユウスケ(Yorune Yolearn)カミジマユウスケ(Yorune Yolearn)の広大な音響の世界に踏み込むと、繊細なメロディー、静かなトーンでの無言の言葉や重なり合った重厚なハーモニーが波のように押し寄せてきては、静かに消えていく。気がつくとその音楽に惹き付けられている。

Track 11: 金子由布樹

2007.09.18 "rut" live at Test Tone 26

金子由布樹金子由布樹は自身のことをサウンドデザイナーと考えている。LAPTOPプロセッシング、フィールドレコーディング、ギターやエフェクト、おもちゃ、カシオトーンなどを混ぜた音で作るサウンド風景はアリゾナの砂漠を通るロードムービーの一部に使われてもおかしくない。一瞬のノイズやフィードバックのアナログ音源が複雑な網となって楽曲にあざやかな彩りを加える。