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experiments in music

Test Tone vol. 79

Test Tone 78 flyer

Sound Experiments

Test Tone 79: Disturbances

2012/3/13(火) 20:00 to 23:00 at SuperDeluxe、西麻布

Government Alpha

Government AlphaGovernment Alphaは'94年発足の吉田恭淑のエクスペリメンタルノイズプロジェクト。'95年のUKのSusan Lawlyレーベル、Extreme Music from JapanのコンピレーションCDで注目を集めた。それ以来、Government Alphaでも個人名義でもコンピレーションやコラボレーション作品を常に発表してきた。

ノイズレーベルXerxesに長年関わってきただけでなく、彼自身も素晴らしいビジュアルアーティストで、アルバムのコラージュ作品、本なども手がけてきた。

Government Alpha

Zbigniew Karkowski

Zbigniew Karkowski Zbigniew KarkowskiはスウェーデンのGothenburg音楽大学で作曲を勉強し、現代音楽の美学をGothenburg大学の音楽学学科で、コンピューター音楽をChalmers工科大学で勉強した。アコースティックでもエレクトリックでも作曲活動を精力的にこなしている。大規模なオーケストラにも曲 (Gothenburgシンフォニーオーケストラ) を提供し、オペラや管弦曲もスウェーデン、ポーランド、ドイツの楽団用に作曲した。

Sensorbandのエレクトロアコースティックトリオ(ISDNやインターネット上でコンサートを行う)の発起者でもある。KarkowskiはHaflerトリオ、Blixa Bargeld, Merzbow, Stelarc, John Duncan, Aube, Kelly Churko, 古舘徹夫など数え切れないほどの多くのエクスペリメンタルグループやアーティストとコラボレーションをしてきた。

Zbigniew Karkowski on Wikipedia

Manuel Knapp (Vienna) + Tatsuhisa Yamamoto

Manuel Knapp + Tatsuhisa Yamamotoウィーン出身のアーティストManuel Knappはビジュアルアートの勉強の他、実験映画や音響に関するマルチミディアの研究もした。彼の作品は映画祭や世界各地のマルチミディアのイベントで使われてきた。現在は何本かのコンサートのため来日中で、Hiroshi Hasegawa (aka ASTRO)とのユニットCosmic Coincidenceを含む日本のアーティストたちとも共演する。

今回のTest Toneでは、Natsumenや他のグループで月20本以上ものライブをこなしながらも色々なプロジェクトで活躍するドラマー、山本達久が、おなじみの「ドラムとメタル」で参加。サイケジャズやプログ、ノイズを織り交ぜ、個性的な音を持ち味にドラマーとして名を広めてきた。

Manuel Knapp

Tatsuhisa Yamamoto

Masako Tanaka (Video works w/ Markus Popp: Sound)

Masako Tanaka東京出身のビジュアルアーティスト。2010年までサンフランシスコのプロダクションやレコードレーベルで様々な映像制作に取り組む傍ら、個人のプロジェクトも推し進め、作品はこれまで主に欧州と北米で発表されている。

2007年頃からはThe Recombinant Media Labs が開発した全方位スクリーンサラウンド音響システムのためのパノラマビデオ制作に主に従事し、教育機関への提供、CTM、CYNETART、Musikprotokollなどを始めとするメデイアフェステイバルに出品している。

ビデオインスタレーションからミュージックビデオなど広いジャンルを手掛けるが、作品に一貫していることは、常に音が全体を支える骨組みとなる構造であり、視覚イメージを用い、鑑賞者がより効果的に音を深く細部まで感じとることができるように、様々なアプローチを試みている。

90年代初期からコンピューターミュージシャンとしてOval名義で活動してきたMarkus Poppは、 Thrill JockeyやMille Plateauxレーベルのグリッチ風作品で注目を集めた。元来スリーピースの Ovalは、通常のエレクトロニクス楽器を使わずに、初期のアルバムはディスクにスクラッチを入れてグリッチのサウンドを作ったという。Markus は2010年にニューアルバム「O」でシーンに戻ってきた。

Evil Penguin

Evil Penguin Master of disguises, Mexican top-hats, ambient rockabilly to minimal Hawaiian Kumulipo chants, the Evil Penguin poses the primordial question of evanescence against a backdrop of New Wave folk. Celebratory, subliminal, moment-to-moment. A Tasmanian treasure with a penchant for open spaces.

Thanks to Takatomo Homma for Japanese translations.