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experiments in music

Test Tone vol. 68

Test Tone 68 flyer

Sound Experiments

Test Tone 68: The Big Bright Sum of Reverberation

2011/4/12(火) 20:00 to 23:00 at SuperDeluxe、西麻布

Test Toneからのメッセージ 先月起こった北日本大震災には誰もが心を痛めていますが、私たちは徐々に通常の生活に戻ろうと努力しております。震災地周辺の方々はこれからも厳しい生活が強いられますが、被災者並びにご家族の方々には心よりお見舞い申し上げます。 ここ数週間おこなってきた募金活動は、今後も続けていきますが、Test Toneは通常どおり無料のチャージで行います。海外アーティスト達の来日キャンセルが相次ぐ中、地元アーティストのみのラインナップになってしまいますが、イベントは行う予定です。こんな時期には色々な団体が募金をつのっていますが、信用できる団体かを事前によく調べてから募金をするように心がけましょう。 それではTest Toneでお会いできるのを楽しみにしています。

Heartland

Heartland森"mary"博一 とタカミジュンのメンバーで編成されたHeartlandは、幾層にも重なるきれいな厚みのあるエフェクトを使って音を作る。2人は、いくつもの音響スペクトルをコントロールして抽象的なアンビエントサウンドを出しながらも、テーマ感をうまく出している。

ハーモニーと複雑なベース音が調和して、不気味な音を出す。心を揺さぶるような音楽だ。

Heartland on Myspace

原田光平 + キャル ライアル

原田光平 + キャル ライアル数ヶ月間計画されてきたこのコラボレーションがいよいよTest Toneで日の目を見る。イベント発起人、ミュージシャンである原田光平と、最近では南シナ海の奥底でも響き渡るような水中レコーディングにも挑戦しているキャル・ライアルが共演する。原田はMax/MSPを駆使し、自然の音をモチーフにして、思いもよらないような繊細さを表現する。

原田光平

キャル ライアル

今井和雄 + 藤川義明 + ASTRO + ヒグチケイコ

今井和雄 + 藤川義明 + ASTRO + ヒグチケイコTest Toneの常連なら、即興シーンのこの大御所4人を知らない人はいないだろう。彼らにあまり馴染みのない人には、今回のTest Toneが、この素晴らしいミュージシャンの経歴を知るきっかけになることを願っている。

伝説的ギタリストの今井和雄と偉才サックスフォニストの藤川義明は、70年代の小杉武久 (Taj Mahal Travellers) や高柳昌行 (New Direction)との交友で知られている。この2人は非凡な才能と、妥協しない姿勢を貫く自己表現で自らも確個としたキャリアも築いてきた。

長谷川洋 (aka ASTRO)は90年代初頭に、有名なノイズグループCCCCで音楽シーンに現れ、空間アナログ系の音を追求し海外でも活躍を続けている。

素晴らしい音域と直感に恵まれたボーカリストのヒグチケイコは、ここ数年で経験した多くのコラボレーションに色を添える形で、国内外のジャズ/即興シーンにおけるユニークな存在となった。

今井和雄

藤川義明

ASTRO

ヒグチケイコ

Evil Penguin

Evil Penguin Master of disguises, Mexican top-hats, ambient rockabilly to minimal Hawaiian Kumulipo chants, the Evil Penguin poses the primordial question of evanescence against a backdrop of New Wave folk. Celebratory, subliminal, moment-to-moment. A Tasmanian treasure with a penchant for open spaces.

Thanks to Takatomo Homma for Japanese translations.