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experiments in music

Test Tone vol. 64

Test Tone 64 flyer

Sound Experiments

Test Tone 64: Material Boundaries of the Song and the Dance

2010/12/14(火)20:00 to 25:00 at SuperDeluxe、西麻布

秋山徹次 + キャル・ライアル

秋山徹次 +  キャル・ライアル自由主義者、ブルースマンで日本の即興シーンの立役者でもある秋山徹次は多くの若いミュージシャンに影響を与え、海外でも注目を浴び、ギターという楽器の枠を広げてきた。明らかなミニマリズムで、秋山徹次は90年代後半から大友良英 や中村としまると共に音響シーンで名を成してきた。近年では抽象的なブルース、ドローン、ヒプノティックなギターブギなどの色々なアプローチで音を探求している。

今回のTest Toneでは即興アーティスト/エレクトロニックミュージシャンのキャル・ライアル (Tetragrammaton、Jahiliyyah) と共演。今回はギターデュオということで、シンプルなブルースに徹するだろう。

秋山徹次

キャル・ライアル

濱崎幸友 + shotahirama + 小屋敷剛 (mAtter)

濱崎幸友 + shotahirama + 小屋敷剛成長著しい濱崎幸友のミニマルサウンドとデザインのレーベル「mAtter」は、新しい世代のアーティストをも登用している。その内の2人、小屋敷剛と平間翔太 (shotahirama) は多くのプロジェクトでコラボレーションもしており、両者ともベテランの作曲家でもある。濱崎は現在の日本のシーンである種の流行をもたらした。過去の2人の共演は作曲に即興を混ぜながら、心を揺さぶるような写真を使うことが多く、都会的なサウンドにミニマリストなパターンを取り込んでいる。

海外での活動も増えるこの時期に、2人のパフォーマンスを一度に見れるのは難しくなってきている。まだ日本にいるうちにmAtterのアーティストをチェックしておくことをおすすめする。

濱崎幸友

shotahirama

小屋敷剛

Cyril Hernandez (from France)

Cyril Hernandezパーカッショニスト、マルチメディアアーティストのCyril Hernandezは振り付け、インスタレーション、独特な音楽性で、人間の体が空間とどのように作用し合うかを探求して、アートの境界線を超越するような素晴らしい作品を創る。

パフォーマーとしては公共の場所を好み、より多くのオーディエンスとのコミュニケーションを積極的に求める。

Jean-François Laporte (from Québec)

Jean-François Laporteカナダ・ケベック州のアーティストで90年代半から活動を開始する。視覚芸術と音の探求を統合するハイブリットな方法を求め、直観的な音楽制作アプローチで、具 体的な実験を通した美術を追求する。その独自の視座は、音、対象、物質などを積極的 に聞くということに依拠するものである。そのため、素材とその素材から生まれる構造との複雑な関係の下で制作を行っている。その作品は、審美的な問題や音 源の多様性によって特徴づけられるであろう。

昨年は「Facteur d'Instrument de Musique de l'Année」を受賞。これは彼にとって5つ目の音楽賞であり、彼の作品のクオリティと彼が発明した楽器の重要性が評価されたのであろう。

Jean-François Laporte

Evil Penguin

Evil Penguin Master of disguises, Mexican top-hats, ambient rockabilly to minimal Hawaiian Kumulipo chants, the Evil Penguin poses the primordial question of evanescence against a backdrop of New Wave folk. Celebratory, subliminal, moment-to-moment. A Tasmanian treasure with a penchant for open spaces.

Thanks to Takatomo Homma for Japanese translations.