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experiments in music

Test Tone vol. 57

Test Tone 57 flyer

Sound Experiments

Test Tone vol. 57: Units of Measurement for Unequal Temperaments

2010/5/11(火)20:00 to 25:00 at SuperDeluxe、西麻布

Tim Olive (大阪)

Tim Olive即興ギタリストのTim Oliveは、カナダの大草原に生まれ育ったが、日本の即興音楽シーンに落ち着いた現在までに様々な国を旅し、様々な音楽経験をして来た。多才なミュージシャンである彼は、多種多様な編成で世界中のプレーヤーとコラボをする。

ひとつのジャンルにとどまることなく鋭い探究心を常に持つ。

Tim Olive

大城真

大城真インストレーションアート、楽曲や編成という定義をくつがえすかのような大城のライブパフォーマンスは、常に革新的で新しいものを生み出す可能性を秘めている。

鉄のプレート、扇風機、プラスチックのチューブを使って生み出される作品は、思いもよらない物へと変化し、目を見張るものがある。

大城真

Mark Sadgrove

Mark Sadgroveニュージーランド、オークランド出身のサウンドアーティストで電気機器の発明者のMark Sadgrove (aka MHFS) はMark Anderson (東京で活動するGreymouth), Anthony GuerraやTim Costerを含む様々なミュージシャンとの数々のコラボで名を成してきた。

ライブ演奏で使う自家製の楽器に加え、Celebrate Psi Phenomenon, Scarcelightや自身のレーベルa binary datumからの数々のリリースにより素晴らしい作品を残してきた。

a binary datum

川口貴大

川口貴大私たちは普段何気ない身近な音というものを見過ごしてしまいがちだ。電気モーター、ビニールのバッグや天井の扇風機など。

川口はこれらのものを音の探求の原点にして、マイクをこれらの物のそばに置いたり、単に空間の音響特性をモチーフとして利用したりして、いくつもの科学的実験が同時に行われているような効果音を出すパフォーマンスをする。

川口貴大

Manuel Knapp (ウィー ン)

Manuel Knappウィーン出身のアーティストManuel Knappはビジュアルアートの勉強を始めたが、その後、実験映画や音響に関するマルチミディアの研究も始めた。

彼の作品は映画祭や世界各地のマルチミディアのイベントで使われてきた。現在の東京での滞在が多くの新しい即興コラボレーションの基盤を築いて、今までの多くのパフォーマンスを生み出すに至った。

Manuel Knapp

服部マサツグ

服部マサツグドラマー、ビブラホン奏者の服部は、正統派ジャズに理解を寄せながらも、新しい時代に相応する様々なジャンル (エレクトロアコースティックユニットRyusenkei Body、ジャズエレクトロニカユニットZycos、コンセプト的エレクトロニカ Aktion Directe) のプロジェクトに取りかかってきた。

最近は、ミニマルなアプローチを取り、ソロ、コラボレーションにと活躍中。今回のTest Toneはそんな彼のアプローチをかいま見る事のできる良い機会。

服部マサツグ

Cal Lyall

Cal Lyall中古楽器、古い電気のパーツ、フィールドレコーディング、工具などを使い自分の音楽的世界を構築するCalは、アパラチア山の音楽、ドローン系、即興などの様々な音楽に影響を受け、多くのプロジェクトに参加してきた。

現在はTetragrammaton、Missing Man Foundation、Jahiliyyahやアバンギャルド・ヒップホップユニットFDFなどで活動する傍ら、秋山徹次、向井千恵、ダモ鈴木などの個性的アーティスト達とも共演してきた。

Cal Lyall

鈴木康文 a.k.a. AEN(Commune Disc)

Yasufumi Suzuki a.k.a. AENCommune Discレーベルのディレクター、SuperDeluxeで毎月行われるSoundroomのキュレーターとして鈴木康文は多くのミュージシャンのまとめ役をつとめる。2台の古いテープレコーダーを使ってオーバーダブをし、レイヤーを作り上げる手法で、自身もアーティストである彼は素晴らしいソロ作品をプロデユースする。

プレーヤーとしては、怖いもの知らずの即興家で、国内外を問わず様々なジャンルのアーティストと共演してきた。

Commune Disc

Evil Penguin

Evil Penguin Master of disguises, Mexican top-hats, ambient rockabilly to minimal Hawaiian Kumulipo chants, the Evil Penguin poses the primordial question of evanescence against a backdrop of New Wave folk. Celebratory, subliminal, moment-to-moment. A Tasmanian treasure with a penchant for open spaces.

Thanks to Takatomo Homma for Japanese translations.