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experiments in music

Test Tone vol. 24

Test Tone 24 flyer

Experiments in music

Test Tone presents vol. 24

2007/6/12 (火) 20:00 to 24:00 at Super Deluxe、西麻布

Featuring:

テトラグラマトン + モリシゲヤスムネ(チェロ)+ ZULU(舞踏)+ シャンテル (ライブドローイング))

TetragrammatonYasumune MorishigeテトラグラマトンはTOMO(サックス、hurdy gurdy、エフェクト)、キャル ライアル(ギター、エフェクト)、ノブナガ ケン(ドラム)率いる新しいサイケデリックフリーフォームユニット。多種多様な、幾重にも重なるサウンド:フリージャズ、アンビエント、ループなどの独自なボイスを自慢に今年の初めから定期的に東京を拠点にライブ活動を始める。官能的なサックス、ドラム、ギターから奏でられるギターじゃない幾つもの音が、スペシャルゲストとしてトリオと共に登場するモリシゲヤスムネ(モリシゲ)のチェロと共に響き渡る。モリシゲは以前、ダモ鈴木、(超多忙!な)ナスノ ミツル、ジマニカとのコラボでTest Toneに登場し、天才的なスリルあふれる即興演奏を見せつけてくれた。彼の再登場はうれしい限り!

ZuluShantell Martin鶴山欣也(ZULU)はトレードマークの踊り(舞踏:日本の伝統的な即興踊り)で世界的にも名を成した。シーンに詳しい方は何も説明は要らないでしょうが、詳しくない方は、70年代のパイオニア麿赤児が始めた世界的にも有名な舞踏グループ、大駱駝艦をまず押さえておきたいです。この伝説的なグループと世界各地で公演した後、 ZULUは自分のグループ、若衆を結成。演劇やスクリーン(特にピーター・グリーナウェイの枕草子に登場)にも才能を見せ、カナダ、ドイツ、メキシコ、アメリカでもワークショップで教えた。

最後に、プロジェクションブースの後ろで登場するのはシャンテル マーティン(シャンテル)。彼女はどこまでも途切れないゆるゆるとした線や絵で壁いっぱいに描き尽くすドローイングを披露する。今回で3回目の登場のシャンテルはTest Toneのイベントの大切なメンバーの一人。もし彼女の作品(パフォーマンス)をまだ見たことのない人は見逃さないように!

Tetragrammaton
Yasumune Morishige on MySpace
Kinya 'Zulu' Tsuruyama
Shantell Martin

ミス・デリュージョン・エンパイヤ + ユミコフ (ライブペインティング)

Myth Delusion EmpireYumikofu tarot card detail前Green Milk From The Planet Orange(グリーンミルク・フロム・ザ・プラネットオレンジ)のベーシスト本間ベンチェン和、 ミス・デリュージョン・エンパイヤは2003年の結成以来数々の変化をとげてきた。本間のサイドプロジェクトとして始め、2003年に16歳の大物サックスプレーヤー安藤暁彦に出会ってから本格的なバンドへと成長してきた。何度ものメンバーやりくりを繰り返し、昨年ようやく現在のラインアップ: 三ッ井嘉子(フルート)、 東山綾(ピアノ)and 若杉大吾(ドラム)に落ち着いた。彼らの音楽は21世紀のサン・ラーのアーケストラを彷彿させ、確実な作曲と強烈な即興演奏をミックスしている。

彼らのパフォーマンスでミス・デリュージョン・エンパイヤに登場するのはたびたびダンサーやミュージシャンとコラボレーションするアーティストユミコフ。ペンと水彩の味あるミックスで彼女は夢のようなイメージのウオールペインティングを見せてくれ、キャンバスと共にコラボレーターまでも楽しませてくれる。彼女の展覧会はスケッチ、インストレーション作品など様々で、Loop-lineやArts Firstなどのイベントやギャラリーのスペースをいっぱいに埋め尽くしてしまう。今回のパフォーマンスでは彼女のユニークなビジョンでペインティングとビデオプロジェクションを披露する

Myth Delusion Empire
Yumikofu

オンセントリオ + 輪派絵師団(ライブペインティング/彫刻)

Oncenth TrioRinpa Eishidan彼らのことを説明するのはちょっと難しい。オンセントリオの音楽はジャズと呼べるかもしれないが、パフォーマンスごとに違った内容になるので何が出てくるのは予測できない。ある夜、渋谷のとある小さなスペ-スでのライブで、何かの手違いが生じて彼らのセットの演奏時間は20分になってしまった。規定時間をオーバーしてもまだ演奏は続いていたが、スタッフはステージ上に上がり、マイクやステージをはずす作業を開始した。それでも演奏をやめない彼らに観客の声援はいっそう高まり、そのフリージャズなプレイを拝んでいた。ゲストの中村ノイズ賢治はソロの最中にサックスをかたずけ始めようやくセットが終了した。今回のライブも毎度のように最高なものになるでしょう。今年1月にケリー・チュルコと共にOKHPとして出演した岩見継吾(ダブルベース)と池澤龍作(ルタン)(ドラム)が今回も登場。キーボードにはクリエイティブな栗田妙子を迎え、他のゲストも参加。

彼らのような才能のあるミュージシャンは個性的なペインティンググループ、輪派絵師団と共に今回の注目の的になります。同じく今年の1月に登場してから、様々な国内外の注目度の高いビデオプロジェクトに関わってきたよう。最初はYouTubeでかなりのリクエストをもらい、その後現在は彼らのマルチメディアパフォーマンスの需要は高まるばかり。今回のパフォーマンスではビデオとペインティングを混ぜつつちょっとおもしろいことが起きる?見逃せない!

Oncenth Trio on MySpace
Rinpa Eshidan on YouTube

Thanks to Takatomo Homma for Japanese translations.

28.05.2007. 21:47