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EXTREMITIES JOLT JAPANESE AUSTRALIAN SONIC FESTIVAL: DAY 1

Jolt Extremities Festival

EXTREMITIES: DAY 1

JOLT JAPAN AUSTRALIAN SONIC FESTIVAL

2012/9/21(金) 19:00 to 23:00 at Super Deluxe、西麻布

フィリップ・ブロフィー (AUS)

フィリップ・ブロフィーフィリップ・ブロフィー(ミュージシャン、作曲家、サウンドデザイナー、映像作家、作家)は70年代に“→↑→”(aka Tsk-Tsk-Tsk)のオリジナルメンバーとして活動、80年代には数々の実験短編映画での経験を経て93年に自らが監督したデビュー作『Body Melt』を製作。自身の映画のほぼすべて、また、数々の短編映画において作曲とサウンドデザインを提供している。映画音楽とサウンドデザインについての国際協議会「Cinesonic」の元ディレクターでもあり、そのカンファレンスでは3冊の書籍を編集。

ブロフィーは現在も映画音楽と音楽に関わるレクチャーや文筆を続けており、特にホラー、B級カルト、日本のアニメなどを専門としている。また、著作『100 MODERN SOUNDTRACKS』は、ここ日本でも翻訳・出版がなされている(フィルムアート社)。近作に『100 ANIME』および『PRISCILLA』。

フィリップ・ブロフィー

ダニエル・ブエス (SUI)

ダニエル・ブエススイスはバーゼル出身のドラマー/パーカッショニスト/エクスペリメンタル・ミュージシャン。これまでにアンサンブル・フェニックス・バーゼル、CORTEX 、アレックス・ブエスとの16-17 、ジェイムス・ハリックとのバガトロニックなど、数々のグループに参加。共演にアントワン・チェセックス、ズビグニエフ・カルコフスキー、フィル・ニブロック、フリオ・エストラーダ、ホン・チュルキ、ステファン・ヴィットヴァー、イアンク・ドゥミトレスク、Z'EVほか多数。ツアーにヨーロッパ、アジア、オーストラリア。 ブエスはエクスペリメンタル・ミュージックの分野でもっとも認知を広げているフェスティヴァルに参加しているほか、アンダーグラウンドなスペースやオープン・スペース、インディペンデントなクラブなどで演奏。

彼自身のプロジェクトや演奏はより風変わりな会場で披露されることが多く、車の修理工場や廃墟となった駅などを会場にして、種々の先進的な素材や電子コンポーネントが用いられた自作パーカッション・デヴァイスを演奏している。

ダニエル・ブエス

東野祥子 (JPN)

東野祥子Dance Company <BABY-Q>主宰/振付家/ダンサー。さまざまなダンスの要素を綴じ合わせ、独特な世界観の身体表現を展開。ソロとしては灰野敬二、中原昌也、カジワラトシオなど、挑戦的な音楽家と幅広くコラボレートを行っている。クラブやライヴハウス、ギャラリーでは、どこにも属することのないアヴァンギャルドなダンスを展開する煙巻ヨーコとして活動。<BABY-Q Dance Lab>ではレッスンやイベントも開催。さらに「HE?XION!」名義にて洋服デザインや「HE?XION!TAPES」レーベルの運営及びCDリリースも行う。

これまでに「トヨタ コレオグラフィーアワード 2004」の「時代を担う振付家賞」、2005年「横浜ソロ×デュオ〈Competition〉」+群舞部門における「未来へ羽ばたく横浜賞」、2006年オンステージ新聞社より「新人振付家賞」など、数々の賞を受賞。

BABY-Q

BING aka カジワラトシオ (JPN)

BING aka カジワラトシオ 90年初頭よりNYのあらゆる地下音楽シーンに関わり、即興パフォーマンスからクラブDJまで、広範にわたる軌跡を残す東京在住のサウンドアーティスト。不可思議な歴史的録音への興味から蓄音機や磁気テープ・マシンを用い1990年初頭にニューヨークで演奏。その後クリスチャン・マークレー・トリオのメンバーとしてワールドツアーに参加。

これまでにティム・バーンス、ぺーター・コヴァルド、シェリー・ハーシュ、マリーナ・ローゼンフェルド、ラリー7、マルガリーダ・ガルシア、イ・オッキョン等と共演。DJオリーヴと共に音楽イベント「Phonomena」をTonicで主催、総計200回以上のパフォーマンス・イベントを企画。同名のレーベルも運営し、ジョン・アップルトンやリュック・フェラーリの未発表音源等をリリース。

BING aka カジワラトシオ

アンプリファイド・エレファンツ (AUS)

Amplified Elephantsこのサウンドアート・アンサンブルは2006年、「Footscray Community Arts Centre」の知的障害者へ向けたアートライフ・プログラムにて発足。アート・ディレクターにジェイムス・ハリックを、そして後援に「The Click Clack Project Inc.」を迎え、生活から拡張されるサウンドの経験を志向し始められた。伝統楽器、ヴォーカル、シンセサイザー、環境音、マルチスピーカー・セット、フィードバック、フィールド・レコーディング、自作楽器などから成る。

今回の日本公演でのメンバーには、ダニエル・ボンド、エステル・トゥッデンハム、ダニエル・マネリー、そしてプロデューサーにニッキ・ゼレラ。最近ではメルボルンの屋外会場、Federation Squareにて「THE HOWLING SOUND」の初演が行われている (2012)。

アンプリファイド・エレファンツ

池澤龍作 (JPN)

池澤龍作  独創的なドラムとパーカッションにより、その演奏を未知の領域にまで拡張するドラマー。古澤良治郎氏および洗足学園JAZZ科一期生として大坂昌彦氏に師事。その後バークリー音楽大学に編入。現在は数多くの即興音楽を中心とする表現活動と同時に、高橋保行(藤井郷子Orchestra、渋さ知らズ)主宰のOk.hp、スガダイロー率いるリアルブルー、岩見継吾のOncenth Trio(オンセントリオ)、マリンバ奏者 山田あずさとのデュオMoMoなどのユニットに参加。

2012年3月、自身初となるソロ・アルバム『池澤龍作 / IKEZAWA RYUSAKU 』をリリース。

池澤龍作

ダリン・ヴァハーゲン (AUS)

ダリン・ヴァハーゲン主にコンテンポラリー・ダンス、演劇、インスタレーションへの作曲やサウンドデザインを行う。さまざまなスタイルを横断しながら20以上のアルバムをリリースし、国内外でオーディオ・ヴィジュアルのライヴを行っている。<Dorobo records>の創始者兼キュレーターでもあり、過去15年間にわたりオーストラリアのサウンドアートを紹介している。また、RMIT芸術大学サウンド学部の講師でもある。

ヴァハーゲンのリサーチは、映画のソニック・コード(進化生物学やニューロエステティック:神経美学とも言われる)や、スクリーンが基準となりがちなアウトプットからはみ出たサウンドデザインや作曲技法への探索にフォーカスされている。ソロや、いわゆる“コンテンポラリー”と呼称される作品では、音の極限がいかに心理へと影響を及ぼすかが模索されており、また、コンテンポラリー・ダンスや演劇のために提供される、より伝統的で“音楽的”とされる作品では、作曲とサウンドデザインの狭間に横たわるグレイ・エリアを提示している。

ダリン・ヴァハーゲン

Evil Penguin

Evil Penguin Master of disguises, Mexican top-hats, ambient rockabilly to minimal Hawaiian Kumulipo chants, the Evil Penguin poses the primordial question of evanescence against a backdrop of New Wave folk. Celebratory, subliminal, moment-to-moment. A Tasmanian treasure with a penchant for open spaces.